更新日: 2019年4月17日

クマに関する注意事項

自然豊かな秩父郡内の山々には、様々な野生鳥獣が生息しており、その中には、森林性大型哺乳類「ツキノワグマ」も含まれます。このため、登山、山菜採り、ハイキング等で山や森に入る場合には、以下のことにご注意ください。

山や森はクマの生活場所であるということを忘れずに、もしクマに出会ったときは、その時の状況(地形、天候、時間、クマの生理や個体差など)によりそれぞれ異なりますが、遭遇したときにどう対処するかではなく、遭遇しないために何をすべきかが大変重要なことです。

クマを引き寄せていませんか?

ここはクマの生息できる場所ではないことをはっきりさせるために次の点に注意しましょう。

  • 人家の周りにクマの餌となりうる生ゴミ等を放置しないように、残飯やコンポストをきちんと管理してください。
  • 果樹はクマの格好の餌となるため、人家の周りに収穫しない柿の木などを放置しないで残さず収穫するようにしてください。
  • ペットフードや家畜の餌を食べていたクマの報告もあるため、ペットフードなどはフードストッカーや納屋などに保管するようにしてください。
  • ハイキングやきのこ採り、バーベキュー等で出たゴミは管理を徹底し、必ず持ち帰ってください。また、お墓の供え物も持ち帰ってください。

クマと遭遇しないために

  • クマは本来臆病な動物です。嗅覚や聴覚が人間より優れ、人の接近をいち早く察知し、人を避けます。
  • ラジオや鈴などで音を出して行動して自分の存在をクマに知らせてください。ですが風や雨、川の音などで人の気配を察知できないこともありますので、過信は禁物です。
  • クマは、朝方や夕方に活発に行動します。この時間帯に外出する場合には、単独での行動は避けてください。また、日中でも霧などで視界の悪いときや見通しの悪い林には立ち入らないでください。

もしクマに遭遇してしまったら

  • 子グマに出会った場合は、親グマが近くにいて子グマを守ろうと親は攻撃してくるので大変危険です。そっと立ち去るようにしてください。
  • 遠くにいるクマを発見した場合は、あわてずそっと立ち去る。
  • 大声を出したり、物を投げつけたりするとクマは興奮します。クマに逃げる機会を与えるよう心がけてください。
  • クマから目を離さないようにして、できるだけゆっくりと後ずさりしながらクマから離れてください。クマとの間に立木等の障害物を入れることができる位置に移動することで突進を防ぐこともできます。
  • 持ち物(帽子や衣類など)を静かに地面において、くまの注意をそらしてください。
  • 背中を見せて逃げるとクマは本能的に襲ってくるので、走って逃げないでください。
  • 人家周辺での出没もあり得ますので、他人事などと思わず、常に周囲に注意を払うよう心がけてください。

クマに攻撃されたときの対処は

万が一、クマが襲ってきた場合には、すばやく地面の窪みや岩陰にうずくまり、両手で頭部や首をガードしましょう。頭部挫傷や首の裂傷などは致命傷となりかねません。

クマが立ち上がった!

立ち上がる行動は大抵の場合は攻撃しようとしているのではありません。クマは、視覚があまりよくありませんので、視覚で確認できないものを臭いで察知しようと、周囲をうかがいあなたが何者か確かめようとしています。慌てず落ち着いた動作で、大きく手を振り、やさしく声をかけて、あなたの存在を教え、その場を離れてください。

情報の提供をお願いします

  • クマを目撃した場合は、直ちに警察署等へ連絡してください。
  • 情報が多く集まることで、パトロールや集団登校などの対策が迅速に実施できます。
  • 提供していただきたい情報は、「場所」「時間」「大きさ」「何をしていたか」などです。

その他

  • クマが住んでいるということは自然環境が豊かな証拠です。クマは、国内の数少ない森林性大型哺乳類であり、私たちの住む自然界を構成する大切な一員です。
  • ツキノワグマは本来臆病な動物です。過度に恐れることは決してありませんが、とにかく人とクマとの遭遇を少なくすることが、被害の防止につながります。

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